1995年10月より施行(2004年1月大幅改定)
(2014年1月一部改定)
(2020年9月一部改定)
(2022年4月一部改定)
(2022年8月一部改定)
「心身医学」誌に論文を投稿される方は,本投稿規定を必ずお読みのうえご投稿ください.本規定に準じない論文は受け付けをする前にご返却する場合がありますので,あらかじめご承知ください.
I あらまし
- 本誌は,心身医学についての優れた研究を活性化,促進するとともに,新しい知見についての情報を速やかに会員に伝えるため,心身医学や心身医療に関係する論文を広く掲載するものです.
- 本誌への投稿は,日本心身医学会会員に限ります(共著の場合は,third author の方まで会員であることが必要です).
- 原稿は,創意に富んだもので,他誌に投稿中,印刷中または掲載済みの論文と主要部分が重複した論文は受け付けられません.
(もし本誌に掲載を希望される投稿論文と内容が重なる論文を,他誌に投稿中,印刷中または掲載済みの場合は,必ず当該論文の別刷りか原稿コピー1 部を投稿論文とともにお送りください)
II 倫理的配慮ならびに個人情報保護について
- ヒトを対象とした研究にあたっては,ヘルシンキ宣言の精神に基づいてください.中でもインフォームド・コンセントには十分配慮してください.
- 研究の計画立案や実施にあたっては,所属研究機関あるいは所属施設の倫理委員会ないしそれに準ずる機関の承認を得ていることが望ましい.承認の有無については,その旨と承認番号(番号がない場合は「承認番号なし」)を本文中に記載してください.なお,倫理委員会への申請の要否については,『人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針(令和4 年3 月10 日一部改正)』第1 章第3(p.7)を参照ください.
- 症例研究などにおける症例の記述については,個人情報保護の精神に基づき,個人が特定できないよう,匿名性については最大限ご配慮ください.また,論文掲載についての同意は,文書(不可能な場合は口頭)で得て,その旨を論文中に記載してください.
- 動物を対象とした研究に当たっては,医学生物学的研究に関する国際指針の勧告の趣旨にそったものとし,所属研究機関あるいは所属施設の倫理委員会ないしそれに準ずる機関の承認を得てください.記載方法については,2.に準じます.
III 利益相反(COI)について
投稿にあたって,すべての著者は,本学会ホームページ上の利益相反(COI)の項を参照し,規定の書類を提出し,利益相反状態を論文末尾に明記してください.
- 全ての著者は,投稿時(※)に,本学の日本心身医学会「医学系研究の利益相反(COI)に関する管理ガイドライン」を参照し,「様式2 心身医学会誌 自己申告によるCOI 報告書」を用いて,利益相反状態を自己申告してください.
※投稿時から遡って期間を制限せず,論文投稿に至るまでの全てのサポートが対象です.投稿時から受理時までの間に申告すべきCOI が生じた場合には,申請書を更新して再提出してください(日本医学会/日本心身医学会管理ガイドライン・様式2 で対象期間が変更のため).受理時までに申告すべきCOI がなければ,再提出不要です. - 著者1 名につき1 枚の報告書を提出してください.著者全員が自筆で署名したものを原稿に添付し提出してください(pdf形式の電子ファイルとして提出することも可).ただし,論文の内容によって編集委員会は追加情報の提供を求めることがあります.
- 利益相反関係の有無を本文末尾(謝辞または文献の前)に明記してください.利益相反関係がある場合には,関係する企業・団体名を明記してください.
IV 掲載論文の種類
- 一般投稿論文
1)原著,2)資料,3)総説,4)短報,5)症例研究,6)Free Communication/Letters to the Editor - 日本心身医学会に関係する特別講演,教育講演,シンポジウム,パネルディスカッション,トピックスなどのうち特色があると思われるもの(これらの論文は,通常の査続を受けて採用となった場合を除き,「原著」としての取り扱いはいたしません)
- 日本心身医学会関連記事ならびに学会紹介などの学術関連記事.
- 英文論
【原著】(研究報告)
- オリジナリティが最重要となります.したがって,これまでにない新しい知見や情報を有するものであれば,症例の報告でも「原著」として受け付けます(「症例報告」という区分はありませんので,「原著」もしくは「症例研究」としてご投稿ください).
- 原稿枚数は400 字詰原稿用紙換算で25 枚以内(図表,文献,抄録を含み,仕上がり8 頁以内)とします.原稿用紙を用いない場合は,A4 用紙1 枚に1,200 字で印字し,必ずページを付してください.図表は大きさにもよりますが,1 つの図表につき,400 字詰原稿用紙1~2 枚に相当するとお考えください.文献は8 編で400 字相当です.
【資料】
- 心身医学・精神医学・医療領域におけるさまざまな調査の報告など,臨床的に資料的意味があり,原著とは異なる質のオリジナリティを有すると考えられる論文です.
- 400字詰原稿用紙換算25枚以内(図表,文献,抄録を含む)
【総説】
- 心身医学に関する研究の最近の進展を総括したもののうち,臨床的意味を持つと考えられる論文を歓迎します.
- 日本心身医学会に関係する特別講演,教育講演,シンポジウム,パネルディスカッション,トピックスなどは,原則として総説扱いとなります.
- 400字詰原稿用紙換算25枚以内(図表,文献,抄録を含む).
【短報】
原著に準じますが,以下の点が異なります.
- オリジナリティが重要となります.
- 早急に報告する必要がある問題に関する論文とし,速報としての扱いとなります(例えば知られていない薬物の作用・副作用など).
- 通常の症例の報告は,臨床所見などの記載が多くなるため,原則として「短報」には適応しません.「症例研究」としてご投稿ください(症例の報告であっても原著としての高いオリジナリティが認められる場合には「原著」となります).
- 400字詰原稿用紙換算10枚以内(図表,文献を含む).抄録は不要ですが,英文と和文のKey wordsを3~5個付けてください.
【症例研究】
原著に準じますが,以下の点が異なります.
- オリジナリティや結果の客観性・再現性が「原著」や「短報」ほど高くなくても,症例や経験の積み重ねによって臨床的に重要な意味を持つと考えられる論文です.
- 単一症例や少数例であっても治療技法上の新たな取り組み,問題症例への工夫や対応,薬剤の有効性を示唆する報告なども歓迎します.
- 400字詰原稿用紙換算20枚以内(図表,文献,抄録を含む)
【Free Communication/Letters to the Editor】
- 心身医学・精神医学・医療一般などに関する意見を歓迎します.
- 本誌の編集および掲載論文についての率直なご意見もまたLetters to the Editor として歓迎します.
- 400字3~6枚程度,著者名,所属,連絡先(E‒mailAddressを含む)を明記してください.
【英文論文】
- 原著,資料,短報,症例研究,総説,Free Communication などの英文論文を歓迎します.
- A4用紙1枚につき400語前後で本文,抄録,図表,文献を含めて8枚以内(仕上がり8頁以内)とします.原稿には表題,抄録(英文450語以内,邦文400字以内),論文の内容を表すKeywords(3~5個),氏名,所属,連絡先を英文・邦文それぞれで記載してください.図表は大きさにもよりますが,1つの図表につき200~300語に相当するとお考えいただき,図表の分は本文を減じて規定枚数内に調整してください.なお,短報はA4用紙2枚以内,症例研究は6枚以内,FreeCommunicationは1~2枚以内とし,超過料金は邦文論文に準じます.
- 英文論文の作成にあたっては,International Committee of Medical Journal Editors(ICMJEhttp://www.icmje.org/index.html 英文原文),医学のあゆみ201巻10,11号(http://www.ishiyaku.co.jp/magazines/ayumi.html 邦訳)に沿ってください.
V 一般事項(抄録、図表、引用文献など)
- 原稿には表題,氏名,所属とその連絡先住所(E‒mail Address を含む)を記載し,それぞれに英語表記を付けてください.
- 和文抄録(400字以内),英文抄録(Abstract*,450語以内)とその日本語訳,ならびにその内容を表す英文と和文のKey words(3~5個)を付けてください(短報,Free Communication/Letters to the Editor には抄録は必要ありません).
*英文抄録Abstract:別紙1 枚に,英文で,表題,氏名,所属とその連絡先住所(E‒mail Address を含む)を記載し,Objectives(Background),Subjects,Method,Results,Conclusion などの見出しを付けてください.どのような背景から研究が行われたか,どのような方法で研究が遂行されたか,明確な結果,その結果から導き出される結論を,それぞれ簡潔に記載してください. - 外国の人名,薬品名は原語で,また専門用語は日本語を用い,まぎらわしいなど必要な場合のみ( )内に原語を示してください.
- 図表,写真等は必要最小限とし,そのまま印刷できる鮮明なものを添付してください.また本文中の挿入箇所をご指定ください.なお,カラー写真の掲載をご希望される場合は,製版・印刷の実費を申し受けます.カラープリントとともにネガあるいはポジフィルムを付けてください.
- 文献引用は必要最小限とし,本文中の引用箇所の右肩に,引用順に番号を記載してください.欧文雑誌の略名はINDEX MEDICUS に準じます.邦文雑誌はその雑誌が表記している略名を用いてください.著者氏名は最初の3名までとし,それ以上の場合は“et al”(欧文),“他”(邦文)としてください.
(雑 誌)著者:題名.誌名 巻数:始頁‒終頁,西暦発行年
(単行本)著者:書名.発行元,発行地,始頁‒終頁,西暦発行年
(共著の単行本)著者:題名.編者名:書名.発行元,発行地,始頁‒終頁,西暦発行年
≪記載例≫
- 深尾篤嗣,高松順太,小牧 元,他:バセドウ病患者の自我状態と,抗うつ傾向,アレキシサイミア傾向,および治療予後との関連についての前向き検討.心身医 42:643‒652,2002
- Inui A:Ghrelin:an orexigenic and somatotrophic signal from the stomach. Nat Rev Neurosci 2:551‒560, 2001
- 心身症の診断・治療ガイドライン作成とその実証的研究会:摂食障害.心身症診断・治療ガイドライン2002.協和企画,p67,2002
- American Psychiatric Association:Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders, 4th ed Text Revision. (高橋三郎,大野 裕,染矢俊幸(訳):DSM‒Ⅳ‒TR 精神疾患の診断・統計マニュアル.医学書院,pp191‒198,2002)
- Shaffer D:Depression, mania and suicidal acts. In:Rutter M, Hersov L(eds):Child and Adolescent Psychiary, 2nd ed. Blackwell, Oxford, pp698‒719, 1985
VI その他(編集、掲載料など)
- 原原稿の採否は編集委員会で決定します.また編集方針により加筆・削除等をお願いすることがあります.
- 投稿論文の掲載のための基本掲載料金は必要ありませんが,規定頁を超過した場合には,以下のように超過料をお支払いください.
投稿論文の場合:仕上がり8頁まで無料,9頁以降は1頁あたり15,000円
依頼論文の場合:仕上がり10頁まで無料,11頁以降は1頁あたり15,000円
また,図表作成に多大な労力を必要とする場合,あるいは,査読などの過程で多大な文章校正を必要とする場合などには,別途,実費をお願いする場合がございますのでご了承ください. - 著者校正は原則として一度行います.掲載された論文は,別刷り30部を無料進呈いたします.(Letters to the Editor を除く).それ以上の別刷りをご希望の場合は,50部単位で実費をいただきます.著者校正時に希望部数をお申し込みください.
- 掲載論文の著作権ならびに複写権(コピーライト)は一般社団法人日本心身医学会に帰属します.
- 原稿は3部(2部はコピー)と原稿を収めたフロッピーディスクやCDなどの電子媒体を「心身医学」編集部(〒113‒0033東京都文京区本郷6‒17‒9本郷綱ビル(株)三輪書店内)宛,書留またはE‒mailでお送りください.
●なお,投稿された原稿は,原則としてお返ししません.必ずお手元にコピーを保存してください.
論文の種類と規定枚数
400字詰 | 仕上がり頁 | |
---|---|---|
1.原著(オリジナル論文) | 25枚 | 8頁 |
2.資料(研究・調査の報告) | 25枚 | 8頁 |
3.総説(最近の研究の統括) | 25枚 | 8頁 |
4.短報(速報,オリジナル) | 10枚 | 2頁 |
5.症例研究(臨床例) | 20枚 | 6頁 |
6.Free Communication/Letters to the Editor | 3~6枚 | 1~2頁 |
*短報およびFree Communication に抄録は必要ありません.Keywordsは付けてください(その他のものは,必ず和英抄録,Keywordsをお付けください).
*決められた仕上がり頁をオーバーした場合には,1頁あたり15,000円を申し受けます.
*依頼論文については,10頁まで無料とします.それ以上になる場合は,同様に1頁あたり15,000円を申し受けます.
*E‒mailをお持ちの方は,連絡先に記載してください.